今回は俳優の財津一郎(ざいつ いちろう)さんについてみていきましょう。
財津一郎の息子は財津功。
財津一郎さんといえば、ベテラン俳優としてさまざまな作品に出演しています。
イブシ銀の演技でドラマを盛り上げ、キレのあるギャグを発することでも有名です。
特に、黒のタキシードを着てタケモトピアノのCMに出て、「〜してチョウダイ!」のギャグを発しているのは有名ですよね。
私生活では1955年、「石井均一座」に所属していた時に現在の奥さんと知り合い、1961年には息子の財津功さんが誕生しています。
財津一郎の息子・財津功は日テレ勤務?
息子である財津功さんは、日本テレビに勤務しています。
「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」など数多くの番組を手がけ、プロデューサーとして活躍していました。
現在では、総合演出家として活躍しているようですね。
財津功さんのテレビマン人生の最大の失敗は、AD時代に空き時間を利用して映画を観ようとした時の失敗談です。
その映画が「クレイジー・キャッツの映画6本立て」だったそうです。
1本だけみて仕事に戻るつもりが、あまりにも面白くて時間を忘れて6本全部みてしまい、急いで仕事に戻った時には、先輩たちに大目玉をくらったという体験があったそうです。
しかしこの映画では「苦しい時こそ笑え」というメッセージがあり、これまでにその言葉で何度も救われたそうです。
財津功さんが当時を振り返りながら、テレビ番組で語っているのが放送されていました。
財津一郎はタケモトピアノのCMに出演していた?
財津一郎さんといえば、タケモトピアノのCMですよね。
関西で長年放送されている「タケモトピアノ」のCMですが、タケモトピアノの創業者である竹本功一会長が財津一郎のファンで出演するようになったと言われています。
このCMでは、財津一郎が「ピアノ売ってチョウダィ」と言うもので、財津一郎のギャグがCMのコンセプトにも合うと採用されました。
1997年頃から流れているので、かれこれ20年近く流れています。
「もっと も~っと タケモット♪」「ピアノ売ってチョウダィ」と歌いながら、全身タイツに身を包んだ4人の女性ダンサーと踊るこのCMを、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
この耳に残るメロディや独特な世界観が「赤ちゃんが泣き止む」としてウケているようです。
「タケモトピアノ」のCMは、『探偵ナイトスクープ』で「CMが流れると、泣いていた赤ちゃんが泣き止む」という説が紹介されたことでも話題になりました。
これは、財津一郎の声が440ヘルツ周辺の音であり、赤ちゃんが好む音域であることが実証されています。
特徴的な声だとは思っていましたが、やはり特別な効果があるのですね。
財津一郎の現在の活動について
財津一郎さんは俳優、コメディアンなどマルチに活躍していました。
吉本興行で吉本新喜劇座長に就任したあとに退社し、芸能事務所に入社しました。
TVや映画、CM、舞台に俳優として活動しています。
しかし、2010年以降、芸能活動を行っていないようです。
しかし最近ではテレビや舞台での活動を見かけることはなく、現在は活動をされているのか気になっている方も多いかと思います。
年齢的にも病気説や死亡説がでていてもおかしくないですが、生きているようです!
現在のお姿は残念ながらメディアでの出演がないため見ることがないですが、活動状況はどうなの?と気になるところです。
実は脳内出血を患っていたことが発覚しており、リハビリを行っているのかもしれませんね。
財津一郎さんは昭和9年生まれで、愛川欽也さん、坂上二郎さん、長門裕之さん、牧伸二さん、藤村俊二さん、大橋巨泉さん、山本文郎さんらと「昭和9年会」を結成しています。
残念ながら、現在ほとんどのメンバーは年齢も年齢ですので既に他界していて、生きているメンバーの方が少ないという現状です。
そういったこととから、財津一郎さんにも死亡説が出てしまったようです。
財津一郎は病気だった?
財津一郎さんは脳内出血を煩った際、左半身に軽い麻痺が残ってしまいました。
リハビリに励んだおかげで、わずか3か月後にはドラマに復帰されています。
2011年4月号の「今日の健康」のインタビュー取材では、財津一郎さんがこたえる形で病気のことについて掲載されています。
ひとたび脳内出血を発症してしまうと、病気になる前と同じような日常作業が困難になることも珍しくなく、それまでの生活が一変する可能性すらあります。
病気を克服したあとも役者として活動していましたが、76歳のときに主演した映画「ふたたびswing me again」以降は芸能活動をしていないようです。
現在の芸能活動は事実上休止状態となっていますが、これまでの芸能活動は独特で、もうすぐ芸能生活65周年を迎えます。
いま現在はタケモトピアノのCMでしか財津一郎さんの姿を見ることはできませんが、また元気な姿を見せてほしいですよね。