今回は加茂周さんについて紹介します。
加茂周について
加茂周さんは、1939年生まれの元サッカー選手です。
関西学院大学を卒業後、ヤンマーディーゼルサッカー部(現在のセレッソ大阪)でフォワード選手として活躍され、1967年からは指導者の道を進んでいます。
1974年に日本人初のプロ契約監督として日産自動車サッカー部(現在の横浜F・マリノス)の監督に就任後素晴らしい成績を残し、また監督という枠に収まらない、組織づくりや環境整備といったゼネラルマネージャー的な手腕も高い評価を受けていました。
今回は、そんな加茂周さんについてまとめていきたいと思います。
加茂周には息子がいるの?
加茂周の息子や娘のプロフィールや画像について気になっている方が多いようなので調査しましたが、ネット上には加茂周の息子のプロフィールはありませんでした。
プロフィールはおろかほとんど情報がなく、画像はもちろんのこと息子がいるのかも定かではありません。
ということで、加茂周さんに息子さんがいらっしゃるかどうかは分かりませんでした。
もしいらっしゃったら、お父様に似てサッカー選手になっていたかもしれませんね!
また、もう80歳近いご年齢ですのでお孫さんがいらっしゃってもおかしくありません。
加茂周は監督を解任された?
1994年から1997年まで日本代表監督を務めましたが、戦術ミスにより批判が集まり1998 FIFAワールドカップ・アジア最終予選の途中で更迭されました。
予選途中での監督解任は、日本で初めてのことだったらしいです。
緊急会議はカザフスタン戦後、すぐに行われた。
協会の会長、副会長二人、専務理事、強化委員長、さらに加茂監督と岡田コーチが出席。
更迭決定を受けて加茂監督も「こういうときには棟梁(とうりょう)が代わるのが一番いいだろう」と潔く了承した。
ハリルホジッチ前監督(65)は解任に踏み切った日本サッカー協会に異議を唱えているが、「Jリーグでも監督が更迭されると文句は出る。
しかし、加茂だけは一切愚痴も文句も言わなかった。
大した人物だと今でも思っている」(協会幹部)と評価されるほど引き際は潔かった。
更迭されてからも「オレは岡ちゃんの応援団や」と、コーチから後任に昇格した岡田武史氏を陰で支えた。
スポンサーリンク「ジョホールバルの歓喜」(97年10月28日)でW杯初出場が決まった瞬間、現地から記者が電話を入れると、号泣していた。
「岡ちゃんが…岡ちゃんがやってくれたで」という声が今でもはっきり耳に残っている。
途中で解任されたら、悔しさと恨みがましさでいっぱいになってしまいそうですが、すっぱりと身を引き、その後もチームを応援し続け岡田氏を支え続けたその寛容さと強さが、とてもかっこいいですね。
また岡田武史氏も相当なプレッシャーだったと思います。
なんと当時監督経験はなかったそうです。
そんな状況下でもきちんと結果を出されてW杯初出場を決められるとは、ものすごい精神力の強さを感じます。
加茂周は現在解説者として活動中?
2001年より尚美学園大学サッカー部総監督、2003年より大阪学院大学サッカー部総監督、2007年より関西学院大学体育会サッカー部の監督を歴任。
2009年には関学大を11年ぶりの関西学生リーグ優勝に導いた。
2010年より関西学院大学サッカー部の総監督に就任。
そして2017年8月には、長年にわたるサッカーの発展への貢献と実績が認められ、なんと日本サッカー殿堂入りを果たしました。
指導者になってから約50年間もの間、日本のサッカーに貢献し続けてきたのは本当にすごいですね。
現在は、母校・関西学院大学サッカー部総監督としてグラウンドで指揮を揮う。
またNHKサッカー解説者として、Jリーグ・天皇杯を中心に活躍しており、2009年よりGAORAサッカー解説者としてブンデスリーガ・FCバイエルミュンヘンのレギュラー解説者としても活躍中。
「ゾーンプレス」など、日本サッカー界に新しいサッカーシステムを構築、サッカーに対しては非常に鋭い観点を持つ一方、素顔は教え子や後輩に慕われる人望厚い人物である。
本当に凄い人なのですね!
現在は高齢ということもあり解説として登場する機会がめっきり減ったので、加茂周の解説に当たったらラッキーなレア体験と言えるかもしれませんね。
技術的な解説はほとんどしないが、試合の流れを見る力だけは凄まじく「これあぶないですよ」と言うと大抵点を取られるという。
現在は、あまり頻度は高くないものの、NHKなどのテレビでサッカーの解説をしていらっしゃるとのことです。
長く指導者の立場だっただけあって、試合の流れを見る力に長けているらしいですよ。
しかし観ているこちら側からしたら、応援しているチームが点を取られることを予言されてしまうのだとしたら、とてもたまったっもんじゃないですが、これからの解説も楽しみにしていきたいと思います!