映画「楢山節考」「うなぎ」など今村昌平監督の作品や、NHK大河ドラマなどに数多く出演していた深水三章さん。
2017年12月30日に残念ながら急死してしまいますが、深水三章さんの息子さん、兄の深水龍作さんについて紹介します。
深水三章には息子がいるの?名前は?
深水三章さんは国立千葉大出身で元祖「エロかしこい女優」と呼ばれた萩尾みどりさんと結婚していましたが、5年間の別居生活を経て、1994年に離婚しています。
離婚の原因としては、夫婦で芸能活動しているのに、深水三章さんはほとんど家事をしなかったからとか、男性と暮らす必要がなくなったかったからと言われています。
深水三章さんには2人の子供(娘・息子)がいます。
娘さんは既に結婚しており、2018年に2歳の子供がいることがわかっています。
2人とも一般人であるため、名前は公表されていませんでしたが、深水三章さんが亡くなられたときのニュースで葬儀について、
葬儀は近親者で行う。喪主は長男雅一郎(まさいちろう)さん。
とありますから、息子さんの名前だけは雅一郎(まさいちろう)さんであることが公表されました。
それまでは役者さんの深水元基さんが息子なのではという噂もありましたが、
深水元基
@fukami_motoki
わたくし…
深水三章さんと萩尾みどりさんの息子って良く聞かれるけど違うんだよな…^^;;
僕の両親は普通のオッサンとオバハンです…。
とご本人がツイッターで誤解を解く発言をしています。
深水三章は相棒season3 に出演してた?
深水三章さんは2016年の相棒Season3の第4話と第5話に小峰夕月の夫で、脚本家の古谷彦六役で出演されています。
その内容については、
特命係長・杉下右京(水谷豊)に対して、朱雀と密接な関係にあった警察庁/ 長官官房/ 主席監察官・木佐貫功(陰山泰)が、逆恨みして右京を免職に追い込んだというのだ。
薫は、麹町東署の管内で発生した強盗殺人事件の捜査に乗り出していた。
被害に遭ったのは、有名女優の小峰夕月(羽田美智子)とその夫で脚本家の古谷彦六(深水三章)邸だった。
深夜、不審な男が庭に居るのを発見した古谷は、警察に通報すると、男は部屋にまで押し入って夕月に銃を突き付け金を要求し、隙(すき)を見て逃げようとした夕月と揉(も)み合いとなった。
スポンサーリンクその時、男が発砲した銃の流れ弾が命中し古谷が死亡したため、慌(あわ)てた男は、何も盗らずにそのまま逃亡したという証言だった。
茫然自失の夕月に、薫は、古谷との結婚生活について質問すると、10年になるが入籍されていない内縁関係と分かった。
羽田美智子さんの夫役で、銃の流れ弾で死亡してしまうという被害者の役でした。
深水三章さんは名脇役と言われています。
深水三章の兄は俳優・演出家の深水龍作
深水三章は兄・龍作が脚色した日活ロマンポルノ「女高生 天使のはらわた」で主演の川島哲郎役で土屋名美役の大谷 麻知子さんとの共演で映画デビューしています。
川島哲郎は、仲間の梶間、貞国とともにバイクを飛ばして憂さを晴らし、恐喝や強姦を繰り返す無軌道な若者だったが、唯一の肉親である妹・メグだけは自分の力で一人前に育てたいという願いがあった。
ある日、哲郎とメグは、梶間と貞国が高校生の名美に襲いかかろうとしている場に出くわす。
妹の手前、哲郎は名美に救いの手を差し伸べた。
梶間は名美を犯してみせろと迫った。
複雑な思いを抱きつつ哲郎は名美を犯すが、あとに続こうとする梶間を阻んだため険悪になってしまう。
デビュー作はその後の名脇役とは想像がつかないほどの過激な役回りだったようです。
兄の深水龍作さんは俳優としても映画「赤い暴行」や「夕ぐれ族」などに出演されています。
深水三章の死因は虚血性心不全。
深水三章さんは2017年12月30日に急死してしまいます。
名脇役として知られる俳優の深水三章(しんすい・さんしょう、本名ふかみ・みつあき)さんが昨年12月30日深夜、虚血性心不全のため死去していたことが2日、分かった。70歳。
所属事務所によると、12月29日に忘年会に出席し、都内の自宅に帰宅も、玄関に入る前に倒れたとみられる。女優萩尾みどり(63)と離婚後は1人暮らしのため、翌朝、自宅前で倒れているのを通行人が発見し、通報。搬送先の病院で死亡が確認された。忘年会では元気な様子だったという。
萩尾みどりさんと離婚し、ひとり暮らしをしていたので、発見が遅れてしまうという不幸が重なってしまったようです。
深水三章さんの息子さん、兄の深水龍作さん、元妻の萩尾みどりさんとの離婚などについて紹介しました。
1947年に生まれ、70歳で亡くなってしまいましたが、ミュージカル劇団の東京キッドブラザースからミスタースリムカンパニーを立ち上げ、その後名脇役として数々の映画やドラマに出演していた深水三章さん。
今はゆっくりと振り返られているのかもしれません。