今回は、香港の歌手・アグネスチャンの息子さんをご紹介します。
アグネスチャンの子供は息子三人
左から三男の協平さん、次男の昇平さん、アグネスさん、長男の和平さん、夫の力さん
皆さま、もう立派に成長されています!
長男・和平
長男は、金子アーサー和平(かずへい)さんです。
漢字だけだと“かずひら”かな?とも思いましたが、“かずへい”さんなのですね!
1986年、カナダ・トロントで生まれました。
和平は、台湾人と結婚!
和平さんが2017年秋に結婚した相手は、1つ年下の女性。
アメリカで知り合った台湾系米国人のOLなんだそうです。
美人なお嫁さんですね!
結婚式・結婚披露宴
2018年3月25日に台北、3月28日に東京、3月31日に香港、7月7日にアメリカで合計4回の披露宴を開催しました。
それだけお披露目したい大事な方々が、各地にたくさんいらっしゃるということなのでしょうね。
次男・昇平
次男は昇平(しょうへい)さんというお名前です。
和平さんと「平」が2文字目で合わせられていますね。
1989年9月、当時3歳の長男・和平さんを連れてスタンフォード大学に留学したのですが、同年11月に昇平さんを出産しました。
三男・協平
三男は協平(きょうへい)さんというお名前です。
長男の和平さん、次男の昇平さんと同じく、二文字目に「平」が入っていますね。
アグネスチャンさんは平和活動にも力を入れていますので、「平和」の願いが込められているのではないでしょうか。
それにしても、お2人の優しい目元がそっくりですね。
調べたところ、協平さんは1996年生まれです。
息子たちの学歴がヤバすぎる!
子育て本や教育本を次々と出版しているアグネスチャンさんですが、実際、息子さんたちはどのような学歴をお持ちなのでしょうか。
小中学校はインターナショナルスクール、高校はアメリカ
教育の選択肢は多数ある中で、アグネスさんの3人の息子さんは中学までインターナショナルスクール、高校からはアメリカの全寮制校へ進みました。
その時から既に世間では国際化と言われていて、どこでも通用する人間を育てるためには国際的な心はもちろん、英語も必要ということで、多くのインターナショナルスクールの中でも一番日本語教育に力を入れている西町インターナショナルスクールを選んだそう。
世界に通用する人間にするために、インターナショナルスクールを選ばれたということで、学費は相当なものでしょうけれども、これからの日本国の衰退を考えたら賢明な判断だと思います。
また通学のためにわざわざ引っ越しまでされたようで、力の入れ具合がうかがえます。
高校がある場所はアメリカ・カリフォルニア。ロサンゼルスのサッチャースクールに進学しました。
「スタンフォード大学に進学しやすいように」と、アグネスチャンさんが考えたそうです。この母親の意向に息子さんたちの気持ちがすんなり向いたというのが、また奇跡ですね。
スタンフォード大学を無事に卒業
息子さんたち3人とも全員、スタンフォード大学を卒業されました。全米大学ランキングでもハーバードに続く2位の大学に親子そろって入学し卒業するとはまいりました。
アグネスチャンの子供への教育方針
息子3人をスタンフォード大学に進学させられた秘訣は何かあったのでしょうか。
①料理をさせる
次男の昇平さんは、あまり数学が好きではなかったそう。
そこで、アグネスチャンさんは、料理をさせたそう。
料理には、いくつもの工程があります。
- 買い物に行って、お金の計算する
- モノを量る
- レシピ通りに正しくやると、いい成果が出る。逆に、適当にやると失敗する
- 手順や段取りを組まないと失敗することもあるため、自分で考える力も養われる
ということがわかる。と。
すると、昇平さんはいつしか数学が得意になり、今ではアメリカでエンジニアとして働いています。
➁食卓でコミュニケーション力やプレゼン力を鍛える
食卓で、きちんと会話をすることが大切。
なぜなら、
- 子どもたちの聞く耳を育てられる
- 人の話を聞ける人間に育つ
からだそう。
実際に会話する時には、必ず『君はどう思う?』と時々、聞くようにしていたそう。
すると、話をただただ聞くだけではなく、内容を理解しなければなりません。
「どう思うか?」と言われると、考えをまとめなければなりませんよね。
そうやって、自然と自分の考えをまとめる力が育てられるというのです。
そして、子供たちも積極的に話す習慣が身に着き、同時にリーダーシップも養われるんだとか。
長男の和平さんは現在、自ら立ち上げたベンチャー企業のCEO(最高経営責任者)に就任し、めまぐるしい毎日を送られています。
③絵本の読み聞かせをする
絵本の内容を知らない父親に対して、子供の口から内容を要約して説明させるということをしていました。こうして、プレゼン能力を鍛えていったんですね。
④子供が高校生になるまでは、ゲームと漫画は禁止
ゲームに熱中する子供は脳の発育バランスが悪くなるし、ゲームをするために座り続けるのは身体にも悪いということで、ゲーム禁止にしていたようです。
また漫画についても、絵があってわかりやすいことはわかりやすいんだけれども、考える力が身につかないということで、できるだけ「わかりにくいもの」を子供には与えたようです。
⑤自己肯定感を高める
子供たちの自己肯定感を育むために毎日、声に出して「愛してる」と伝えていたようです。無償の愛ですね。
自己肯定感があると、「よそはよそ、うちはうち」という考えが身につき、他人の人生をうらやましがったり、他人を批判・差別したりというのはなくなるからです。
⑥9歳から性教育を行う
イラストを使って、9歳という早い段階で性教育を施したそう。
さらに、ホルモンの仕組みも教えることで、自分がイライラしている時でも他人にあたったり、他人のせいにしたりすることがなくなり、安定した日々を送れるようにしたようです。
このようにすることで、子供の反抗期を未然に防ぐ効果もあるんだとか。
子供に絶対にやってはいけないこと
- 他人の子供と比べない
- 子供に一人でご飯を食べさせない
- 感謝の気持ちを忘れさせてはいけない
- 子供との約束を破らない
- 習い事を無理やり続けさせない
- ご褒美をモノにしない
- 子供にイライラしてはいけない
- 兄弟に愛情の差をつけてはならない
- 高校時代の恋愛を止めない
- 親子は友達関係ではいけない
なかなかすべて完璧に出来るものではないですが、出来る限り意識してやっていきたいところですね。
アグネスチャンの子供教育への本気度
アグネスチャンさんは子育て中に、カナダのトロント大学で児童心理学を学び、スタンフォード大学で教育学の博士号を取得したというから驚きです。
子供の脳の発育は3歳までで80%決まるということで、アグネスチャンさんは「自ら進んで勉強するようになる」人間に育つように、息子さんたちのために、ありとあらゆるできる限りのことをやったそうです。
息子たちの職業
長男である和平さんはカナダ国籍で、2014年からカリフォルニア州にある不動産系ベンチャー企業でCEOを務めていらっしゃるみたいです。
そして次男である昇平さんはアメリカ国籍で、音響エンジニアだそうですよ。
三男の協平さんは中国国籍。2022年現在、大学院で修士号に挑戦中です。スタンフォード大学在学中にはAI研究をしており、大学院でもシンボリックシステムという人工知能研究に力を注いでいるようです。