今回は落語家の笑福亭松之助(しょうふくてい まつのすけ)さんについてみていきましょう。
笑福亭松之助の息子はバレエをやってるの?
タレントの明石家さんまさんの師匠として知られている笑福亭松之助さん。
落語家として関西を拠点に上方落語を演じており、寄席で演じられる軽演劇の劇作家としても広く活動しています。
「松ちゃん(まっちゃん)」の愛称で、90歳を超える今もなお親しまれている笑福亭松之助さんですが、息子さんがいるとの情報がありました。
笑福亭松之助さんは2度の結婚歴があり、最初の奥さんは宝塚歌劇団の団員だったそうです。
その際、2人の子どもをもうけましたが、離婚してからは疎遠のようです。
次の奥さんとの間には息子さんが2人いて、長男は笑福亭梅之助代目(明石家のんき)さん、次男はパーポ明石さんといいます。
のんき、パーポの生母である2番目の妻は大阪松竹歌劇団の座員・逗子みさを。
大阪劇場の本公演に出るかたわら、角座の「とんぼり座」にも出演していた。
松之助と逗子は1967年12月に結婚した。
パーポ明石さんは、1977年に笑福亭松之助さんに入門し、笑福亭亀之助を襲名していたので明石家さんまさんの弟弟子にあたります。
小噺や日舞の修行を積み初舞台も踏んだが後に廃業、その後パーポ明石の名で日舞の経験を生かして16歳から始めていたバレエダンサーに転業、1994年からロシアへの留学を経て、バレエダンサーとして各地の舞台への出演のほか、指導者として後進の育成にも尽力している。
まさかのバレエダンサーという転身をとげたパーポ明石さんですが、アマチュア落語の講師として現在も落語に携わっています。
笑福亭松之助の息子がバレエを始めたきっかけは?
パーポ明石さんは、西宮市小曽根町が実家ですが、そのすぐ目の前にバレエ教室があったそうです。
そこにスタジオ兼自宅として住んでいた主宰講師と幼いころから仲が良く、家族ぐるみの付き合いでした。
このことから、舞台上での佇まい、体の向きなど、落語に活かせることも身に付けられるかもしれないと、いわゆる「芸の肥やし」としてクラシックバレエを始める。
が、後に父、松之助に本気でバレエをやるように諭され、バレエの道に進むことを決意。
バレエの本場ロシアのノヴォシビルスクに留学することになる。
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父である笑福亭松之助さんは、なぜ息子さんに落語を辞めさせたのでしょうか?
「その時は大量に酒を飲んでいて、詳しく覚えていない」と答えた。
その一方で、バレエについては、「僕らがやっているの(落語)はただの芸。だけど息子がやっているバレエは芸術。芸に技術が伴っているから、魅せる」と、高く評価した。
まさかの泥酔状態で諭したのですね(笑)
それでバレエの道で成功をおさめたのですから、結果オーライですね!
現在はバレエダンサーとして公演への出演のほか、所属教室や様々なスタジオで指導を行い、その話術と人柄で指導にあたっている。
技術やコツに独自の理論があり、「明石はこうする」が口癖。
クラシックバレエにおける男性の重要な役割である、女性の体を支えたり、高く持ち上げたりするリフトを行う「パートナーリング」の技術は随一であり、また様々な役柄を瞬時に演じることのできる演技力が持ち味である。
今後もバレエ、落語の講師として活躍が楽しみですね。
笑福亭松之助の年齢は何歳?
笑福亭松之助さんはなんとすでに90歳を超える高齢のようですが、いまも軽快なトークでお茶の間をにぎわせています。
さんまが「世界で一番気を使うゲストですよ」という松之助だが、本番が始まる時間になってトイレに行ってしまうマイペースぶりで、セットに入っても「何か仕掛けしてるんやないやろな?」とソファーを警戒。
飲み物を聞かれると「今、飲み物に凝ってんねん」と言った直後に「水道の水」とボケを入れ、さんまにミネラルウォーターを勧められても「カタカナの書いてあるやつはあかん。信用できない」と拒否した上、「君も0.5くらいやで、信用できるのは」と言い放つ。
いまも愛弟子の明石家さんまさんと共演し、その元気な姿を見せてくれていますね。
笑福亭松之助は現在どうしてる?
福亭松之助さんは現在も、落語にたずさわって後進の手助けをしています。
2016年には初の自叙伝「草や木のように生きられたら」を出版したりとその活動は多岐にわたります。
この本の帯をさんまが書いていることを紹介。
さんまは42年前に弟子入り志願した際、素直な気持ちで「師匠センスありますさかい」と失礼なことを言って怒られてしまったが、それを踏まえて今回の帯には「師匠、文才ありまんな」と書いており、松之助は「これは傑作や!」と絶賛する。
その後、さんまが松之助の元での修行時代のエピソードを話そうとすると、松之助は「もうええ! もうええ! 本に書いてあんねん、言うたらあかん」と、ネタバレを心配してカットイン。
さらに、さんまが松之助の破天荒なエピソードを紹介しようとすると、「本の宣伝に来たのに、僕の悪いとこばかりさらけ出して!」とクレームを入れる。
今後の活躍も楽しみですね!