元リクルート社に勤務で、初の民間人で校長になり、現在は講演会にも積極的に行っている藤原和博さん。
今回は、そんな藤原和博さんの事を調べてみました。
藤原和博には息子がいるの?
まず始めに藤原和博さんとはどんな人なのかをご紹介します。
1955年東京生まれ。東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。
新規事業担当部長などを歴任後、1993年よりヨーロッパ駐在、96年同社フェローとなる。
2003年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校校長を務める。
2008~2011年橋下大阪府知事特別顧問。
14年武雄市特別顧問、2016年春から奈良市立一条高校校長に就任。
スポンサーリンク奈良市で92歳(要介護3)の父と86歳の母と同居中。
政治にも関わりを持ち、教育熱心な方なのかな?と思いきや
2008年末から、製造をプロデュースした高級腕時計が販売。
限定50個の時計は20万円前後の価格ながら予約で完売した。
と多彩な才能をお持ちの方みたいです。
そんな藤原和博さん、現在、64歳。
お孫さんがいても不思議ではないと思いますが、ご結婚はしているのか?と、調べてみると
リクルート時代も特別扱い(笑)の自由人だったから、2年半ヨーロッパで過ごした藤原さん。
幼い長男と3人家族で赴任し、次男・長女が増えて5人で帰国したという駐在生活。
どうやら息子さんが2人いるみたいです。
ただ、現在はお子さんたちは独立し、一緒には住んでいないみたいです。
しかもその内の一人が、「藤原玄」さんというお名前、という事も分かっています。
こちらが藤原和博さんの息子さんの玄さんです。
2012年慶應義塾大学卒業後、ソフトバンク株式会社に入社。同社で法人向けクラウド製品の商品企画を担当。
さすが藤原和博さんの息子さん、頭が良いのが分かります。
現在はソフトバンクを辞め、Kaizen Platformと言う会社で働いているみたいです。
2012年に大学を卒業となっていますので、多分長男だと思われます。
藤原和博は一条高校の校長で有名
藤原和博で検索をすると「藤原和博 校長」と出てきます。
義務教育初の民間人校長として杉並区の中学校に赴任されたのですが、その後、2016年4月に奈良県立一条高等学校で校長を務め、2018年3月に任期満了で退任しました。
一条高校で校長に就任時、スマートフォンを使った画期的な授業を行っていました。
奈良市立一条高等学校ではスマートフォンを使用した授業が行われている。
藤原和博民間人校長は「おそらく世界でもどこもやっていない試み」「非常にチャレンジングなことになってくる」など語る。
スマートフォンを利用した授業、分からない事を、スマホで検索するって事なのか?と思いきや
スマートフォンを使用して生徒たちの意見などを集めるなど、スマートフォンを活用した授業が行われている。
生徒たちは「普段手を挙げるなどあまりできないが、スマホは匿名なので素直な意見が言える」「色んな意見を見られるから勉強にもなるし、楽しく出来ると思う」など述べている。
スポンサーリンク教師側も「生徒の意見を短時間で集められるメリットがあるなどとしている。
思春期を迎える子供達は中々授業中に手を上げるという事ができませんよね。
教師が「近代化の過程で失ったものは何だろう?」と問いかける。
すると生徒たちは一斉に各自のスマホから専用のサイトに自分の意見(匿名)を書き込む。
30人の意見が出たところで「公開」し、教師がコメントする、という仕組み
スマホを使って授業をすることで、生徒が普段、言えない意見を教師は確認することができるので良いと思います。
他にも藤原和博さんを有名にしたのが「よのなか科」です。
一条高校で休日に月2回程度実施している授業で、教科書を使った受身の授業とは異なり、自分の身近な視点から世の中の仕組みについて、簡単に答えを出せないテーマを扱います。
授業では、生徒だけでなく、保護者や地域の人も参加しているというのだ。
こういう授業、ぜひどんどん広げてほしいです。
藤原和博に対する批判について
藤原和博で検索すると「校長」の他にも「批判」と出てきます。
ん?藤原和博さんは何か批判されるような悪い事でもしているのか。と思いきや「批判」と一緒に出てくるのが「夜スペ」という言葉なのです。
藤原和博さんは杉並区和田中学校で校長を就任されている際に
「夜スペシャル(夜スベ)J と命名されたこの特別授業は、進学塾 iSAPIX中高部
の講師が和田中の教室で、土曜に加え平日の夜に実施するものである。週 3日と 4日のコースがあり、週 3日は平日の夜 7時から 9時35分まで lコマ45分授業で国語と数学を実施、週4日はそれに加えて土曜自の午前中の 9時から 12時まで英語の授業を行う。
SAPIX講師による進学相談も実施予定である。
カリキュラムや教材は、向校と SAPIXが共同で考案し、単なる受験対策にならぬよう、考える力や知識の応用力を伸ばす授業を自指すという。
一見、進学塾の講師が特別授業をしてくれる、というのは受験を控えている生徒にとってありがたいですよね。
ですが、簡単にこういった夜スペは開講されません。
保護者説明会をし、東京都教育委員会、都知事、杉並区教育委員会の承認を得なければなりません。
2007年12月 8日に説明会が実施されてから、東京都教育委員会の指導、様々な方面からの批判を受けながらも、当初予定からおよそ半月の延期を経て実施された
とされていますので、おそらく、藤原和博さんにたする「批判」とはこの夜スペの事だと思われます。
画期的なことをするとどうしても昔ながらの考えの人からの批判は必ずあると思います。
「よのなか科」の時も少なからず、現役教師からの批判はあったのではないでしょうか。
ですが、藤原和博さんみたいな考え方は思いのほか生徒たちには共感されています。
そんな藤原さんの意思をこれからの子供達の教育にしっかり役立ててほしいです。